11月22日は「いい夫婦の日」でした。

そんな日があるのか?(笑)
そんなわけで
22日は院長と毎年一緒に行ってる「いい夫婦の会」という会に行ってきました。
なさんよく知ったお顔ばかりなので
この日は緊張もせず、最初からリラックス。
美味しいお酒を頂きました。
会場は料亭二蝶さん。
6時半に気持ちよくお迎えをしてもらって
9時にお見送りしてくれるまで
とっても気持ちのいい応対をたくさん頂きました。
宴がはじまり
従業員の着物を着た女性達がどんどん
お料理やお酒を運んできてくれます。
若くて素肌のきれいな人が多い!
立ち振舞いが美しく
気がききます。
目で合図すると、すぐに気がつきニッコリしながら
こちらに歩いてきてくれます。
むかごご飯が美味しく、お茶碗を空っぽにすると
「お味はいかがでしたか?
おかわりをお持ちいたしましょうか?」とニッコリ笑う
若い従業員さん。
あんまり美味しかったので
「おかわりほんの少し」とお願いすると
お茶碗に半分ほど、軽くおかわりをついで持ってきてくれました。
「むかごごはん、美味しいですよね」
「私も、大好きなんです」
そういうポンポンと何気ない会話のやりとりが
きちんとできる女性でした。
まだ、20歳前半くらいです。きっと。お肌ぷりぷりだったので(笑)
・・・・と、
そんな女性がたくさん、いたのです。
そのことに、びっくり。
「うわあ、みんな若いのに、素敵だなあ」
と思いました。
そこで素敵な女性を見つけました。
女将さんです。
全てを取り仕切っておられる方なんだろうなと、思います。
冬場はちょっと寒いなあ、と感じていたお手洗いの場所や配置も
改装され、とても快適であたたかい場に変わっていました。
「あ、変わってる」
して、ちょっとオシャレ。
テーブルの上にさりげなく置かれた一人一人の
布のてぬぐいも肌さわりが気持ちよくオシャレ。
女性の目線
そして、使う人の気持ち
あ~すごいなあ、かゆいところに
手が届いてるんだなあ、とお手洗いに5分滞在。
あまりの心地よさに。。。。
料亭のしっとりとしたたたずまいはそのまま守り
中身をどんどん進化させているように見えました。
何よりも、
従業員さんのイキイキした空気が
部屋に入った途端にわかるのです。
「ん?におうぞ、におう」という感じです(笑)
空気って本当に不思議なものです。
澱んでいる空気も
活気があって人の心が動いている空気も
入ってくる人には
ぜんぶ、におって、見えてしまいます。
トップの方の心意気が若い従業員の動作や表情のすみずみにまで
浸透するって、こんな感じでしょうか?
帰る時に院長と
「なんだか、すごいね、ここ」
とあれこれ言いながら帰りました。
お客さんというものは
気分が悪い!あの店は!という時の分析も
すごいものですが
気分を良くさせてくれた時の分析というのも
かなりのもの、です。
お店は、料理を食べるだけに行くわけでは
ありません。
最初から最後まで、もっと言えば予約の電話の時から
心地いいのか、悪いのかを判断しています。
心を満たしてくれる場所が欲しいんです。
自分を大切に扱ってくれるところ。
心地よい気分にさせてくれるところ。
その実現はお店だけの努力では難しいこともあります。
お客さんの側のマナーのレベルも、重要です。
お店とお客さんが一緒になって今日のこの時間をいいものに
するんだ、という意識が必要です。
お客さん側も「あそこでは自分もちゃんとしよう」と思わせてしまう
お店というのが、あります。
そういうお店のトップは例外なく
水面下で水鳥が水を一生懸命かいてるように
努力して、勉強してます。
勉強するから進化するんですね。
そして
進化ている時って
見えるんですね。
そしてすぐに、におっちゃうものなんですね。
女将さん、すごい!
と着物姿で凛々しく立っている女将を
穴があくほど見ていたイイフウフの夜でした。

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