今年1月から発行をしております吉本歯科医院のニュースレターですが、読んで下さった方からいろいろとリアクションを頂いております。
発信したことに対してたくさん反応を下さると私たちもとっても嬉しくなってしまいます(^^)
カウンセラー森下のコーナーと、マネージャー吉本のコーナーもあったりします。
特に森下の文章は、直球で素直な人柄が思いきり表現されていて患者さまには
とても好評を頂いております。
吉本歯科医院では、初診の患者さまが一番最初に出会うのが、受付の樋口と
カウンセラーの森下ですので、2人の人柄がもっともっとお伝えできればいいなあ・・と思います。
さて、3月号の私のコーナーの文章とも多少かぶってしまいますがお伝えしたいことは
はやく書いておかないと脳ミソから吹っ飛んでしまうので思い立ったらすぐ、書いてしまいます(笑)
吉本歯科医院では、開業以来、院長吉本彰夫の診療理念というものを掲げています。
① 自分の家族にできる治療かどうか
② 院長自身がその体に対して受けたい治療かどうか
③ 10年後の患者さまの歯の健康を見据えて治療にあたること
どこの会社にも壁に貼っていますよね?社是とか、企業理念とか。
でも、その想いがそこで働くスタッフに100%伝わっているかどうか、そしてその掲げた理念に対して嘘のないことをリアルに行っているかどうかは、正直「?」と思わされる機会が少なくありません。
吉本歯科医院では、患者さまに向けてかなり多くの情報発信を行っております。
そしてその情報を頼りに四国中から患者さまがお越しになられております。
しかし、もし仮に私共がお出ししている情報に嘘があったり、誇大な表現があったりすれば、実際に吉本歯科医院にお越しになられた患者さまは一瞬にしてその「違和感」をお感じなられることでしょう。
また、歯医者さんで行われていることは患者さまサイドから見れば一体どんな材料を使ってどんな技術で、どんな衛生状態で治療が進められているかなどは全く見えることはありません。
「あんないいこと書いてても実際は違うじゃない」と思うことってよくありますよね。
そしてそのたんびにガックリきて、どこかさみしい気持ちになってしまいますよね。
また、人の口に戸は立てられませんので「いい評判」も「悪い評判」も伝わっていくでしょう。
そして患者さまに対してうたっていることと実際に診療室の中でやっていることにほんの1%でも「嘘」があれば、それはまず一番に中にいるスタッフたちが違和感や不信感を感じます。
私たちは地味なことではありますが、その「違和感」をとにかく無くしていけるようにしたい、と思っています。
そのためには吉本歯科医院の全スタッフが、院長吉本彰夫の診療に対する考え、思い、信念を深く理解していることが必要です。
社長の考えをそこで働く社員の全てが共有できていたら、何があってもそれは「強い組織」だと私は思います。
しかし、トップの想いをスタッフに伝えること、これは一朝一夕でできることではありません。
紙に書いて「これ、読んで覚えておいてね~時々チェックするからね~」で浸透するわけはないですよね(苦笑)
私たち吉本歯科医院では、院長吉本彰夫の診療理念をスタッフ全員が共有するためにさまざまな取り組みを行っています。
聞いてくださいね。
例えば、ある患者さまの症例をテーマに、スタッフ全員で「診断」を行ないます。
レントゲンや、口腔内写真、症状の聞き取りを実際に見ながら院長、吉本彰夫ならどう診断し、どんな治療計画を立てるのか、を全員で話し合います。
もちろん受付に立つものも、カウンセラー、歯科衛生士、全てです。
何度も何度も症例を見て、院長のそばで診断を聞いているとだんだんと院長の考えや、治療に対する考えがわかってきます。
そんなミーティングを繰り返すうちに、今ではほぼ全てのスタッフが、この患者さんの場合だとうちの院長ならこう診断するだろう、とか、こんな治療内容になっていくだろうな、使う材料はこれだろうな、院長は患者さまに10年後こうなってて欲しいんだろうなということがわかります。
歯科に対して全くのど素人だった私でさえわかってくるから面白いものです(^^;)
また吉本歯科医院では、スタッフ全てを適材適所に配置しています。
よく組織の論理では、人材には替えがきく、と言われています。
どんなに優秀な人でも組織の中では、大きな歯車のひとつなので、替えはいくらでもいる、という考えです。
うちは、全く逆、です。
例えば、吉本歯科医院の受付の樋口の代わりは、いません。
また、彼女のような基準で受付に立ってくれる人材はそうそういないと私は思っています。
カウンセラーにしても歯科衛生士に関してもしかり、です。
非常勤で来てくれているママさんスタッフに対しても同じです。
今うちにいるスタッフは一人として「絶対離さない」と勝手に思っています(笑)
人はそれぞれ個性があります。
もちろん短所もありますが、よくよく考えてみれば短所は長所であり、長所は時に短所にもなります。
それをいいと見るか悪いと見るかはそれを評価する人によって決まります。
つまり、それぞれのスタッフのいい面を引き出せるかどうかはこちら側にある、ということです。
100%経営者側の責任です。
自分の器以上の社員は来ない、と言いますが本当にそう思います。
どこまでも、彼女たちの素晴らしい面を引き出し続けていきたいと思っています。
仕事を通じてどんどん綺麗になっていく、また、そうでないとおかしい、とも思います。
そんな考えなので、私はいつもみんなに言っています。「ずっとここでいてね」と(笑)結婚しても子供ができても、ずっと吉本歯科医院に力を貸して欲しい。
そのための環境整備は一円も惜しくはありません。
そう思えるスタッフに囲まれるためにも『採用』はやはりとても重要です。
私はそうそう簡単には吉本歯科医院の中にスタッフを入れません。
人間関係や、仕事の基準を保つことが何よりも大事なので、その基準を崩すような人材は絶対に入れません。
では、採用の決め手は何か?と言いますと、ズバリ「人柄」です(^^)
他人を受け入れていける素直な心がありそうな人かどうか、です。
自分で言うのもなんですが、私、結構「見る目」あるんです(笑)
最近では、私が嫌だなあ~と思う人はうちのスタッフはみんなわかります。
「マネージャー、あの人、苦手なタイプでしょ」と(ーー;)
好き嫌いを顔に出すことは絶対ありませんが、不思議とわかってしまうんですよね。
そう考えるといい人材は意外と少ないものなんですよ~。
そしていい人を見つけたら絶対に離さないと決めること。
そして、大事に大事に長い時間をかけて育てていくこと、です。恋愛と同じですね(^^)母性型経営にはある種の覚悟も必要です(笑)

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