昨日は「母性型経営勉強会」でした。

不覚にもまた涙を流してしまう、そんな出来事がありました。

 

それは参加者の中のお一人

サプライズファクトリーの上原訓さん。

 

今回は勉強会の最初に上原さんの作った6分間の映像と音楽を

披露してくれるというサプライズがありました。

 

一体どんなものなんだろう?

とワクワクしながら、映像がはじまりました。

 

映し出されるのは言葉だけ、そして、流れてくる音楽だけ。

 

テーマは「ありがとう」

 

このビデオは、上原さんがある会社に感謝の気持ちをどうしても伝えたくて

一晩で作り上げたもの。

その会社は介護用のシューズを作る会社

徳武産業さん

http://www.tokutake.co.jp/

 

 

上原さんは自身のお父様が脳梗塞になり、失語症、半身不随になってしまった時に

このシューズに出会い、お父さんはこのシューズのお陰で

自力で歩くことができるようになったそうです。

 

・・・ここまで流れてきた段階で私はつい先日なくなったばかりの父の状態と

完全に重なってしまい、また涙が溢れてきてしまいました。

 

言葉が話せなくなり、半身不随になったお父さんは

それでも近くの神社までなんとか自分で歩いていこうとするのですが

やはりうまく歩けず、転倒し血まみれ泥まみれになって家に帰ってくることが

あったんだそう。

 

その時に、息子である上原さんは

「おやじ、もう散歩に行くな」ときつく言うのですが、

お父さんは文字版に「自分の足で歩く」と書き、どうにかして

自力で歩こうとしたそうです。

 

何年かしてお父さんは肺炎で亡くなってしまうのですが

お父さんが書いた文字版には「じぶんであるく」と書いているのが

残っています。

 

上原さんは、お父さんが最後まで自分の足で歩くことができた

このシューズを作ってくれた会社に心からの「ありがとう」の気持ちをこめて

この6分間の言葉と音楽だけのビデオを作り、徳武産業の社長さんに送ったそうです。

 

すると、感動した社長さんは

そのビデオを関連の介護施設やいろいろな方に

見せたそうです。

 

その感動の渦が人から人に伝染し、中日新聞の記者さんの目に留まりました。

ある日の新聞の一面トップに、この徳武産業さんのことを取り上げました。

さらにその新聞を見て、テレビ局が取材にやってきたそうです。

そしてその様子が、2月22日の「ガイアの夜明け」で放送されるんだそう。

すごいですよね。

人の心を打つ感動は伝わっていく速さが違うんですね。

 

徳武産業さんの「あゆみシューズ」は私も父がリハビリをしていたので

その存在を知っていましたが、そんな素敵な会社だとは知りませんでした。

 

この6分間のビデオを私はどうしてもうちのスタッフに見せたくて

早速、当院の定例ミーティングで上映してもらうことに

お願いしました(^^)

 

定例ミーティングは

3月10日(木)11時~13時 吉本歯科医院にて

「私も見たいわ」という方はどうぞどうぞ大歓迎ですので

お知らせ下さい。一緒に感動に渦に巻かれましょう(笑)

あ、ご一報下さいね。

info@8181118.com

 

 

会を重ねることに、勉強会で一緒に学ぶ人同士の関係性が深まっていっているのを

肌で感じます。

気持ちを通じ合わせたい、という想いが根底にある人同士が同じ場に集うと

その時間は本当に心が浄化されるような不思議な感覚になります。

 

人と人同士がちゃんと関わり合うことによって

また、明日も頑張ろう

生きてるって素敵かも??(^^)

と感じられるのは、人間だけが味わえる醍醐味かもしれません。

 

来月は主宰者の都合により

3月17日(木)午後6時半~8時半になります。

木曜日ですのでお間違えなく。

 

もちろん、どなたでも参加は可能です。

詰まるところは仕事も人生も「人と人」でしょう・・・と思われる方はどうぞ

ご参加下さいね。

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