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患者さんをご紹介しますね。
松村繁樹様、です。
素敵な奥様とご一緒にお越し下さいました。
松村さんは定期的な検診でした。
2年前、別の歯医者さんで検診をお受けになった時
お口の中のレントゲンを撮影しました。
親知らずが埋まっていることがわかりましたが
特に問題はない、という診断を受けました。
しかし、今回吉本歯科医院での診断は
親知らずが健康な歯を押して前歯が前に飛び出してきている
とのことでした。
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これは松村さんのパノラマレントゲン写真です。
左下の一番奥に横になって埋まっている歯が見えます。
これが、「親知らず」です。
歯茎の中に埋まっています。
痛い
しみる
などの自覚症状は一切ありませんでした。
さあ、次は親知らず部分の拡大したレントゲン写真を見てみましょう。
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一番左に見える歯が親知らずです。
親知らずのお隣の健康な歯をぐいぐい押しています。
歯の根っこまで、ぐいぐいと。
また親知らずと健康な歯がぶつかっている部分を見てください。
少し黒くなりかけています。
このまま置いておくと虫歯になってしまいます。
さあ、この親知らずが、健康の歯をぐいぐいと押し
その力でもって、松村さんの下の前歯を崩しにかかっています。
親知らずの力はものすごい
健康な歯並びをドミノ倒しのように崩していくのです。
松村さんは、下の親知らずを抜歯しました。
歯茎に埋まっている親知らずをわざわざ抜歯しました。
自覚症状もないのに
です。
医科にも内科や外科や皮膚科や耳鼻咽喉科や循環器の
専門が違うように
歯科においても、専門があるのです。
専門が違えば
診断は変わります。
診断が変わればその後の治療は、まったく違うものになります。
吉本歯科医院の吉本彰夫は補綴(ほてつ)の専門です。
つまり、噛み合わせの専門です。
噛み合わせの専門の歯科医なので
噛み合わせを悪くする原因となるものの存在が何か、ということが
わかるのです。
松村さんは、
親知らずを抜いた後、こうおっしゃられました。
「顎が左右に楽に動くようになった」
今まで、親知らずによって硬くロックされていたものが
親知らずを取り除いたことにより
左右自在に動くようになりました。
親知らずを抜いたことにより
■顎がだるいのが消えた
■頭痛がしなくなった
■首の痛みが消えた
■朝まで眠れるようになった
など、いろいろな報告を患者さんから受けています。
顎が自在に動くことができる
これが噛み合わせのバランスを取る上で
とても重要なことなんだと、私達の医院では
院長はいつも患者さんにお話させて頂いています。
お話をうかがっている間中、ニコニコと優しい松村さんです。
ここに連れてきてくれた奥さまのことを
「明るくあったかいひまわりのような人」ですね、と言うと
「そうなんですよ」と嬉しそうにニコリ。
仲良し夫婦は、雰囲気までそっくりです。
今度はご夫婦で登場していただくことにしましょう。
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松村繁樹さんのお話は、新年1月号ニュースレターでも詳しくご紹介しますね。

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