先日「入れたら出す」を書いた後
早速、「朝の「ウンチ」がどう出るかで今日1日が決まる!」
という女性からいい情報を頂きました。
また、今朝は
「これで長年の便秘が解消しました」と教えて下さった患者さんから(笑)
さらに、まさか便秘しらずでしょう!!と思っていたあの人も
ひどい便秘を克服したらしく、いい情報を。
いや~~、なんでも言ってみるもんですね。
書いてみるもんだ。
いろんなこと教えてもらってラッキーです。
早速試してみましょう。
教えてもらったこと
その①
ストレスがかかると、腸の動きは鈍くなってしまうらしいです。
なので、軽い運動で、腸を刺激してあげると、いいそうです。
うんちの80%は水分で、残りの20%は繊維質だそうで、
肉類や乳製品は小腸で吸収されて、うんちにはならないそうです。
ミクロネシアやアフリカで芋を主食とする人たちは、
1キロ級!のうんちを出すそうです。
1キロ級のうんちを出す方法が「女子栄養大学の月刊誌:栄養と料理」に掲載されていたので、お伝えしますね。
・準備するのは、1キロほどのさつま芋、焼き芋でもふかし芋でもお好みで。
そしてリンゴ1個とヨーグルトのパック。
夕食の代わりに、
さつま芋500グラムとりんご、ヨーグルトを食べる。そして就寝。
翌朝、朝食として、残りのさつまいも500グラムとヨーグルトを食べる。
というプログラムです。
・毎朝ヨーグルト
・やさい中心
・高食物繊維、低たんぱく質、低脂肪の食事
・水分含有量がおおい食品を選ぶ(パンよりごはん)
などを心掛けるといいそうです。
・・・・ね、1キロ級のうんちなんてすごいですよね。
週に一回くらいこれやったら腸がきれいになりそうです。
教えてもらったこと
その②
グリーンスムージーがよく効きました。
本もたくさん出ています。
無農薬の葉ものの菜(ほうれん草や、小松菜、セロリ)やパプリカ、6割
に対しりんごやキウイやバナナの果物4割で、あとお好みで水を入れミキサーで
ジュースを作って毎朝一リットル 飲みます。
3日もすれば快腸になります。
うんうん、これは青汁っぽいのでしょうか?
果物が入っているので美味しそうです。
繊維が朝からどっさり取れるのでバッチリな感じです。
教えてもらったこと
その③
ヤクルト400(ヤクルトレディがもってきてくれるやつ)を
市販のヨーグルトと牛乳と一緒にヨーグルト精製機に入れ込み
10時間。。。
出来上がったヨーグルトを毎日朝夕食べると快腸になってきます。
しかも胃の具合がとても良くなります。
はい、これはもう既にやってます(笑)
年末からトライし、ただ今「美味しい状態」を配合や分量を変えて
試作研究中。
大のヤクルト好きなのでこれは苦労なくできそうです。
さて、こんな本を読みました。
tyou.jpg
帯は面白いですよ。
「腸が脳を支配していた」
とあります。

内容の一部を紹介します
腸内細菌が「幸せ物質」を脳に運ぶ
人が幸せと感じるのは脳から分泌される脳内伝達物質が関係しています。
一つはセロトニンという物質で歓喜や快感を伝えるもので
もうひとつはドーパミンという物質で気持ちを奮い立てたりやる気を起こす働きがあります。
つまり、セロトニンはものごとが順調にいっている時、
ドーパミンは不遇や逆境の時にその力を発揮するというわけです。
セロトニンが不足するとすぐキレたり
うつ状態になりやすくなります。
セロトニン不足チェックリスト
というのが紹介されてます。
サラリーマン用
①出勤してしばらくしてもまだ眠気が残っている
②日光を浴びることが少ない
③一駅ウオークした気分にならない
④なるべくなら人と会いたくない
⑤言いたいことが言えない環境である
⑥自分はダメだと何事に対しても消極的である
⑦些細なことでキレやすい
主婦用
①椅子が目の前にあるとすぐ座ってしまう
②急いでないのに赤信号が待てない
③友人には自分から連絡せず。連絡が来るのを待つ
④毎日の掃除や洗濯などの家事が面倒
⑤自分の気持ちを素直に表現できない
⑥電話に出ることを億劫と感じる
⑦自分を何もできない人間だと責めてしまう
4個以上で不足気味で6個になるとかなり重症だそうです。
人体における幸せ物質のセロトニン量は全体で約10ミリグラムですが
その90%が腸に存在し、脳のほか身体の各臓器に運
ばれているのです。
腸内細菌は免疫力のおよそ70%を作っているとされています。
そればかりではなく、腸内細菌は脳の発達や行動にまで影響を及ぼしています。
・・・・
ちょっと飛んで・・・
うつ病になった人の脳内セロトニン含有量は少ないとされています。
セロトニンは卵や魚、乳製品などに含まれているトリプトファンという必須アミノ酸を原料に
腸内でビタミン類の力を借りて合成しています。
だからといってうつ病になった人に豆や魚、乳製品を食べてもらうとうつ病が治るかというと
そうではありません。
腸内細菌がバランスよく存在しないと、合成するときのビタミンが不足し
セロトニンが作られないのです。
脳の健康は腸の健康であると同時に、腸の健康は脳の健康と考えられるようになったのです。
幸せ物質であるセロトニンが90%腸に存在していることは何度も述べました。
腸内に危険な物質が入ってくると
腸内のセロトニンが働いて脳に危険な物質を胃から吐き出させると同時に
脳を介せず下痢という手段で体内から危険な物質を排除しようとします。
腸は身体にストレスを受けると不安を打ち消すためにセロトニンを分泌します。
そのときセロトニンが急激に増えると腸が不規則な収縮を繰り返し動きが活発になります。
ストレスを感じた時に、男性は下痢になり女性は便秘になったりしますが
これは一種の防御反応の結果です。
セロトニンが腸を守ろうとしている証拠です。
さらに強いストレスを受け続けると腸のわずかな動きでさえ痛みとして
感じることがあります。
それはセロトニンが脳に危険を知らせる信号を出すようになるためです。
腸内環境を保つためには、ストレスのなるべく少ない生活を心がけ
セロトニン量を一定に保つことが大切です。
しかし現代社会では、ストレスに満ちており、私達はなかなかストレスから
逃れることはできません。
そこで腸を回復させる食べものを取る事が重要です。
・・・・以上「脳はばか、腸は賢い」(藤田紘一郎著)より抜粋です。
面白い本でした。
■脳には性的モラルがない
■意志薄弱で、偏見まみれ、うぬぼれ屋の脳
■腸内細菌が「幸せ物質」を脳に運んでいる
■大食いによって癒される脳、壊される腸
■脳は糖を欲しがり、腸は糖の取りすぎを嫌がる
■腸を整えると、ときめき&ドキドキの恋愛が長続き
■生物と腸の歴史は40億年、脳とはたった5億年
読んだ後、思わず腸をさすってしまうほど
腸がいとおしくなってくる本です(笑)
歯も奥深いけど、腸もすごい!
一度興味持つと知りたがりなので、何でも知りたくなってしまうのも
脳のしわざでしょうか????

Follow me!