8月に香川県中小企業家同友会の社員共育塾というところで

吉本歯科医院のお話をさせて頂く機会を頂きました。

 

そして今日はそのプレ報告会(^^)

 

委員会メンバーの経営者の方に当日お話しようかな

と思う内容を報告させて頂きました。

 

ざっくばらんで聞き上手で優しい雰囲気の方たちばかりで

私はとても気分がよくあれもこれもと話をはじめてしまいました。

 

私は、知らないところに行って、知らない人の前で

話をするのが、とても好きです。

 

知らない人と、はじめて出会い

その瞬間からまた新しい関係がはじまっていくことが

楽しくてしょうがない。

 

私は人との関係は

1000%縁があって出会っている

と思っています。

偶然は、ない。

 

そして出会いにも理由があるように

別れにも理由がある、と。

 

いろいろなことを体験してきた中で

「あ、これはこういうことなんだ」と感情の波に飲まれることなく

考えることができるようになってきたのも最近です。

 

今日こうしてお目にかかった方ともまた

と思うと、人との関係は積み重ねていくもの、ですね。

 

今日はじめて会ったとして

その後どうなっていくかは

神様次第。

そこから繋がる縁もあれば

繋がらない縁もある

間接的に繋がっていく縁もある

 

そういうことを考えて生きていると

知らない人に会うことは

私はとてもワクワクします。

 

そして

せっかく出会ったのなら

私は会えた人を好きになりたいと思うたちです。

 

パッと会った時の印象は

「あの人なにか話にくそう・・」と感じても

いざ、話し込んでみると

向かい合ってみると

「あれ?なんだ、とっても話しやすいじゃない!」と

思う瞬間がたまらなく好きです。

 

人生にはそういうことが

面白いほど、起こります。

 

出会いの印象は最悪だったよね~

という人と今、ものすごく濃い関係になっていることって、あります。

 

神様は面白いほど

私達の人生のシナリオをいいようにいいように

作ってくれていると、思うのです。

素直に、従って

出会うこと、起こることには意味があると

確信していれば、

事態は好転します。

 

自分の心の中が好転していくので

心の中はいつも晴れやかです。

 

馬には乗ってみよ

人には添うてみよ

 

というのは私の中の鉄則なのですが

まさに、その通り。

 

人は近づいてみないとその奥は

わからないものなのです。

 

そして、離れているところから見ている時と

近くによって関わっていくと

その印象はまったく変わってくるもの、です。

 

今日のプレ報告会では

話はぶっとびぶっとび、あちこちに

話が飛ぶのですが、そのたびに

面白い興味深いあいづちをうってくださる方がいて

私はとても楽しかったです。

 

 

今回の講演では

経営者の方と

社員の方が

ともに学ぶ、ということがキーワードだそう、です。

 

経営者の悩みは

常に

人、の問題であります。

 

これは、どこでも同じでしょう。

そして、吉本歯科医院でも、同じです。

時々、「吉本歯科医院は理想的な職場でしょう」なんて言われますが

とんでもありません(笑)

いろんなことが面白いほど、起こります。

外に見えないだけ、です。

悪い空気の時も、あります。

しかし、良い時も、あるのです。

それが、日常、です。

ずっと、いい

ずっと、悪い

はない、ということなのです。

 

仕事というものは

人がやっているものなので

やはり、人が動かしているのです。

 

 

こうなったらうまくいく

というものは、ないのです。

 

うまくいってるように(みえる)時もあり

うまくいかないように(みえる)時もある。

 

しかし、一歩そこから視点をはずせば

なんてことないこと、であったりもします。

 

社員さんからの視点でいえば

経営者という存在は

基本的には「怖いもの」

「なんでも言いにくいもの」

「本音でものを言えない」

 

という存在であると思います。

 

そんなこと言ってくれたらいいのに・・・と

経営者は思いますが

それを言えない、言いにくいのが社員さんの気持ちです。

 

立場が違うので

それはしょうないことです。

 

しかし、

立場は違えど

お互いを理解しようと、

努力しあうことはできると

私は思うのです。

 

これはコミュニケーションの問題です。

 

上司と社員

先輩と後輩

同僚同士

お客さまとの関係

 

これは立場の違いです。

 

そして、それは

通常の人間関係でも同じことなのです。

男と女の関係

夫婦の関係

親子の関係でも

まったく同じです。

 

 

みんなそれぞれに

自分は正しい

という世界に生きています。

 

自分の脳みその中は

「自分は正しい」が占領しているものなのです。

私もそうです。

 

だから、違う人を見ると腹が立つ

自分とは違う考えを見ると違和感を感じるのです。

 

 

ここでひとつの提案、です。

自分で自分の取り扱い説明書を開示する

というのはいかがでしょうか?(笑)

 

私はこの方法で

結構楽しくやってます。

 

それは

私はこういうことをされるとつらくかなしくなる

ということをことこまかく

開示するのです。

 

こういうことをされると嬉しい

ということは

喜んでいるので相手もわかります。

 

しかし、

こんなことはどうしてもいやなの

ということは

意外にも周囲に伝えられていないもの、です。

 

 

個人的な話ですが

私は、家の中で

院長に

これをされるとかなしくなるリスト

というものを情報開示しています(笑)

 

こういう言い回しをされると

「もう何もしてあげたくなる」という気持ちになってしまう

と細かく提示しています。

 

女が「もう絶望的」と思ってしまう瞬間というのは

実は些細なことなのです。

たとえば・・・・

靴下を脱ぎっぱなしにしていた・とか(笑)

そのことをきっかけに

あれもこれも、と関連づけて嫌になっていくのが

女というものです。

 

 

では、情報開示するとはどうするか?といえば

 

靴下を脱いで廊下にほってあると

仕事帰りの疲れている時には

離婚したいほど嫌気がさす、と伝えておくのです(笑)

 

笑っちゃいますか?

 

しかし、これは効果絶大なのです。

 

本人は

まさか靴下くらいで・・・と思うかもしれません。

また、悪気があって靴下を脱ぎっぱなしにしているわけでも、ないのです。

 

これ以降、院長は靴下をちゃんと洗濯機に入れてくれるように

「訓練」されました(笑)

 

自分がどういう地雷を踏まれたら相手を嫌いになるのか?

これをお互いが伝え合える関係になると

関係は深まっていきます。

 

本当はこんなことをして欲しいのに

こんなこと恥ずかしくて言えない

こんなこと怒られそうだから言えない

こんなこと言ったら気分悪くされそうだから言えない

 

こういうことってよくあります。

 

一番仲良しな関係なのは

恥ずかしくて言えないようなことを

口に出していえて

それを言っても

相手が引かないと思える自信が

お互いにある時です。

 

  

しかし、

考えてください。

 

人間関係で大事なことは

相手の嫌がる地雷を踏まないことです。

 

本当にその地雷を踏んでいることを

相手が知らなかった

としたら

 

悪意ではなかったとしたら

その人の生まれ持っての習慣だったとしたら

 

それは

教えてあげたほうが親切ですし

また、

その地雷を知ったことによって

「え?そんなことで怒ってたわけ??」と相手も驚き

そしてそこから関係がまたはじめるかもしれません。

 

 

人との関係は

決裂するのは簡単です。

 

そして人には2つのパターンがあります。

 

 

何か問題が起こったら

①その人との関係そのものを破壊してしまうタイプ

②修復しようと修理するタイプ

 

 

これは人との関係でのその人の習慣です。

 

 

私の亡き父は

完全な

①でした。

 

気に入らないと

その関係をどっか~ん、と壊します。

そして何度も

同じことを繰り返すのです。

 

子供心に

反面教師にしました。

 

 

人とずっと長く付き合っていくことは

大変です。

いい時ばかりではありません。

ほとんどは、近くなりすぎると

もめるから、です。

 

もめるまでの関係になると

嫌な相手の中に、自分の中の嫌な部分を見つけてしまったり

するものです。

 

しかし、そこで

成長するんだと私は思います。

 

逆に言えば

そこを修復することでしか

自分のレベルをあげることは

できない、と思います。

 

ここでいうレベルとは

心の視点の高さのことです

 

 

何度も何度も関係を修復していくことで

その関係の体力がついてくるように感じます。

 

夫婦も同じだなあ

と最近思います。

 

ちょこっと壊れてまた修理して(笑)

 

 

人との関係は放置していれば必ず腐ります。

そして腐ったものは伝染します。

 

私達の母性型勉強会の中では

関係を築くこと

関係を修復する知恵

を学んでいます。

 

関係を修復するためのキーワードは

「こまめなやりとり」です。

 

 

私達は皆、人に愛し愛される関係を求めています。

好きになってもらって自分もまた好きになれた時

生きてて良かったなあと思うもの、です。

なにものにも変え難い快感を得られるものです。

 

その快感は自分ひとりでは得ることはできません。

わたしがいて

あなたがいる

という関係性があってはじめて快感なんです。

 

自分の感情を素直に開示してみることで

上司も

そして

社員さんもまた

お互いを知ることができるような気がします。

 

 

組織という場で

気持ち言葉は出せない

出してはいけないもの

と思い込んでいる人は意外に多いです。

 

 

気持ち言葉とは

嬉しい

楽しい

さみしい

かなしい

つらい

など心の言葉です。

 

私達は血が通った人間なので

そういった温度が感じられる言葉を聞きたいんです。

業務連絡よりも

そういう気持ちの部分を伝えてあえれば

素敵です。

 

気持ちが通じれば

その上に

業務連絡をのっけても

いいでは、ありませんか。

 

来月の共育塾

楽しみになってきました(^^)

Follow me!