4月ももう後半に突入です。
新入社員さんはそろそろ仕事に慣れるか、「やっぱりここは合わないかも?」と嫌気がさしてくるどちらかの季節です(苦笑)
さて、当院にも4月1日から新入社員が入りました。
歯科医師の新枝先生(♂)です(^^)
入ったばかりの新枝先生は、「さあ、どうやってここで自分を生かそうか?」と最初はドキドキ顔で女性ばかりのスタッフの中にちょこんと可愛らしく座っていました(笑)
新しい仲間が入ってくれるにあたり、私達がまず考えたことが2つ、あるんです。
将来、彼が独立していくまでに吉本歯科医院でこれだけは徹底して修得してもらおうと考えたことが。
それがまず第一には、技術です。
当たりまえです。
そして第二には、女性を味方にできる力、です。
面白いでしょ?(笑)
女性にサポートされる人と、そうでない人では、これから自分で何かをやっていこうという人であれば大きな大きな差が出てくると思うからです。
なぜって?
基本的に女性は仕事の能力以前に、「一緒にいるだけで自分が元気になれそうな人」のところに集まります。
それも、「何かしてあげたいな」「助けてあげたいな」という気持ちとセットです。
そんな人、あなたの周りにもいませんか?
何か特別すごい能力があるわけでもないのに
いつもやたら女の人に囲まれる人って(笑)
応援したくなるような人だから、仕事もできるように見えてしまう・・・ということって
あります(^^)
たとえ、学歴があっても、お金があっても、スキルとしての仕事の技術的な能力が高くても、役職が高くても、いつも人の元気を奪っていくような人っています。
さらに、
会えば嫌味を言い、人を評価もせず、自己主張ばかりしているような上司や同僚であればどうでしょう?
一緒にいるだけで元気を吸い取られるような気分になりませんか?
「仕事だからしょうがない」ということで表面上は付き合いますが、心からこの人のために何か応援してあげよう、押し上げてやろうという気には絶対になりません。
こういう人の元気を奪うような人って、いざ組織の中で昇進していたっとしても、仕事が遅い部下や、いうことを聞かない部下にイライラ言ったりするので、職場の空気を悪くさせてしまうんです。
こういうタイプは女性にもっとも嫌われますが、誰も面と向かって「あなた、嫌いです」とは絶対に言ってはくれません。
女性は生まれついての女優ですので、「あなた、嫌い!」と思っていても、ニッコリ笑って、「いつも本当に素敵ですね(^^)」とサラリ言えちゃったりします(笑)
では、なぜ、女性に味方にできる力が身についたら得か?と申しますと、
女性が味方になってくれる=女性に好かれている、と単純に考えたらこうなります。
どう考えても、会社の雰囲気がいいなあ、とか、伸びてるんだなあ、この会社はと感じるところは、例外なくそこの社長さんや上司の方は「人を元気にさせる人」です。
もっと言えば、「女性を元気にさせる人」です。
そういう人に会うと、話をするだけで本当に元気になれるんです。
そういう人の前では女は、「あら捜し」をしなくなるんです、これ、本当!
少々、ミスがあっても、おっちょこちょいでも、おおざっぱでも、「しょうがないか」と許せてしまうどころか、またそこがその人の魅力じゃない?と思えてくるから不思議です。
これが逆に、女性に嫌われる人であれば、とにかく「あら」しか目につかなくなるんです。
こういうことって、ありませんか?
好きな人のことは、少々髪が薄くても、太ってても、洋服がダサくても、そこがまた愛嬌と思えてしまうけれど、嫌いな人には、どんなにブランドのスーツを着てても高い車に乗ってても、プレゼントをくれても、短所しか見つからない、ってこと。
男性にはないのでしょうか?これを読んでいるのが女性なら、「うんうん、わかるわかる」と頷いてくださってることと思います(笑)
仕事とそういう個人の好みは別でしょう?と言われそうですが、実は全く同じなんです。
仕事といえど、それをやっているのは「その人そのもの」であり、その人が展開する人間関係は思考やコミュニケーションのパターンは同じなので、やはり同じような人間関係を作ってしまっているんです。
仕事と恋愛は同じだと言いますが、私も同感です。
「吉本歯科医院」という存在を知ってもらい、そしていい印象を持ってもらい、患者さんと出会い、そして付き合いが始まり、そこから関係がどんどん深まっていくこともあれば、第一印象はよかったけど、いざ付き合ってみたらたいしたことないじゃない、と思われるか、はたまた、どんどん深みにはまって寝ても覚めても「吉本歯科医院」のことばかり思っているわ(笑)なんてことも・・・。
ね、全く同じだと思いませんか?
女は難しい
女はすぐ泣くし
女は使いにくい
そう思っている男性はやはりまだまだいると思うんです。
そう、女は難しいんです。「イヌ科」ではなく、「ネコ科」のような感じでしょうか?
しかし、押さえるところを押さえておけば、こんなに可愛い存在もいないのではないでしょうか?
女性が最終 求めるもの、それは、「共感」です。
つまり、「私の気持ちをわかってほしい」です。
何か起こった時、その時その場で、自分と面と向き合い、「何があったの?」と気持ち知ろうとしてくれた時、女性は、「ああ、この人は自分を大事にしてくれる」と感じるのです。
本当に大事にしてるのかどうかは別として、「そう感じる」のだから、しょうがありません。
逆に、何か問題が起こった時、事情も聞かずに怒り、話も聞かず、感情を汲み取ろうとしてくれない人の前では、すぐに心を閉ざします。
貝のようにカポっと(――)それも、瞬時に。心のシャッターを下ろすのが速いのも女性です。
女性とうまくやっていけた方が仕事はうまくいきます。
そして勢いがつきます。
なぜなら、女性が応援してくれるから(^^)
女性に応援されると、元気でませんか?
一人でいけいけどんどんで走ってても
いざ後ろ振り向いたら誰もいなかった・・・・って悲しいですよね(--)
女性が応援してると
それにつられて男性も応援してくれます。
特に若い男性は応援します。
逆はない、んです。これ、面白いでしょ?
女性はコミュニケーションが上手に取れている場に長くいると笑顔が増えます。
「ここは私の居場所がある」と安心するから、です。
笑っている人から、後ろ向きな言葉は発することができなくなります。
「さあ、前を向いていこう」という心模様に勝手になってしまうのです。
そんな女性社員が3人でも4人でもいたら、もうそれだけで、場の空気は良くなります。
お店であればそれがお店のイメージそのまんまんま、です。
中にいる人の元気度合い、笑顔度合いによって、引き寄せられてくる人の数が変わってくると思うのです。
中にいる人の雰囲気がくら~い職場には、やはり同じような空気のお客さんを引き寄せています。
うっかり間違って、明るい笑顔のお客さんが入ってきたとしても、中の空気が暗かったら「あ、失敗した」と瞬時にそのお客さんは判断し、もう二度とやってくることはない、そう思います。
私達は、意識するしないにかかわらず、なんとなく居心地がいいなあ、とか、なんとなくあそこには足が向かない、ということを感じています。
そしてその「なんとなく感じていること」が、実はとっても重大なことだったりするんです。
気心しれた女性達が数人集まって話をしている場にこっそり言って話を聞いてみるとおそらく男性ならビックリします。
女同士の話は、リアル、です。
それも気心知れた仲間同士であればあるほど、その内容は本質を突いています。
何が良くてあそこを選んでいるのか
何が悪くてあの人はダメなのか
荒削りでちっとも論理的ではないのですが、そのセンサーの鋭さに驚くはずです。
そのまんま、大きな会社に売れそうな情報です(笑)
私達の母性型勉強会では、男性には、「女性に見方されるような男性になれる知恵を」
そして女性には、「男性を上手にサポートしつつ自分自身が成長していく知恵を」学んでいます。
母性型経営とは、詰まるところは、男性性と女性性、2つの相反するものが対立するのではなく上手にその本質を生かし合い、組織を成り立たせていこう、という話なのです。
決して、女性が強くなるとか、女性の能力を生かすために、という話ではないのです。
「明確な目標を持て」とか、「成功するために」とか、
そういう目標設定型の教育って、私はどうも苦手、です。
当院の院長は♂ですので、そういうのは大好きです(--;)
男性にとっては方向性を絞って、ガンガン上に向かって成長するときには
とっても有効なんだそうです。こういう思考って。
目標設定を紙に書きなさい、なんて言われると
もうそれだけでワクワク感が消えてしまいそうです。
湧き上がってきた気持ちにすぐに乗っていければ
何もわざわざ紙に書かなくてもいいだろう・・と思うのは
私だけでしょうか??(--)
また、わざわざ頭で考えて設定しなければできないようなことは
無理にしなくてもいんじゃないのか、とも思います。
したいことや、やりたいこと、って強く思ってしまうことなので
頭で消そうとしても、どうしても頭に浮かんでくるもの、です。
大好きな人がいたら、もうずっと考えていますよね?
頭から消えませんよね。
それと同じだと、思うんです。
ぼや~っと考えて、想像するだけでニヤニヤしてくるようなことであれば
勝手に行動がそうなってるので、結果その通りの現実になってくることって
あります。
自分がその紙に書いたことに飽きちゃうようなことは
周囲にもその「飽きてきた感」がうつってしまうので
一緒に盛り上がっていくことは、ないんです。
本当に面白がれないことは
やってもあまり意味がないし、しんどいだけです。
それって、人の教育にもそのまま当てはまりませんか?
ぜひ、一度お越し下さいね。
私達の勉強会へ(^^)
もちろん、どなたでもOKです。
出会う人すべて「ご縁」です。
■次回勉強会は4月21日(木)午後6時半~8時半 高松国際ホテルにて
※5月は18日(水)に予定しています。